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09月08日-01号

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  1. 香芝市議会 1993-09-08
    09月08日-01号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    平成 5年第5回 9月定例会          平成5年第5回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 平成5年9月8日2 招集場所  本市役所5階議場3 出席議員  (20名)   1番 吉 川 政 重 君        2番 黒 松 康 至 君   3番 中 川 廣 美 君        4番 長谷川   翠 君   5番 吉 村 完 治 君        6番 大 倉 勝 彦 君   7番 藪   善 男 君        8番 川 村   治 君   9番 奥 山 博 康 君        10番 藤 本 みや子 君   11番 萬 慶 芳 貞 君        12番 西 里 晴 昭 君   13番 高 谷   廣 君        14番 小 川 正 晴 君   15番 辰 已 亘 弘 君        16番 田 中 信 好 君   17番 飛 鳥 誠 市 君        18番 田 中   保 君   19番 長谷川 芳 治 君        20番 岸   為 治 君4 欠席議員  な  し5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     瀬 田 道 弘    助役     先 山 昭 夫   収入役    仲 田 武三朗    教育長    奥 嶋 岩 一   市長公室長  奥 山 誠 次    総務部長   西 野 武 弘   市民生活部長 松 浦 輝 男    福祉部長   岡 田 紀 郎   都市整備部長 堀 川 泰 弘    産業建設部長 竹 嶋   将   教委事務局長 吉 田   治    水道局長   城   守 一6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                     議会事務局長 辻 本 勝 茂                       〃  書記 高 垣 政 範7 会議の事件は、次のとおりである。   報第8号 平成5年度香芝市一般会計補正予算(第1号)の専決処分の報告について   議第36号 香芝市の特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正することについて   議第37号 香芝市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正することについて   議第38号 香芝市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正することについて   議第39号 平成5年度香芝市一般会計補正予算(第2号)について   議第40号 平成5年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について   議第41号 平成5年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第1号)について   議第42号 JR下田駅自転車駐車場建設工事請負契約の締結について   議第43号 公共下水道管渠築造工事(第403号工事)請負契約の締結について   議第44号 香芝市五位堂駅前北土地区画整理事業平成5年度工事請負契約の締結について   議第45号 和解調停について   認第1号 平成4年度香芝市一般会計歳入歳出決算の認定について   認第2号 平成4年度香芝市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について   認第3号 平成4年度香芝市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について   認第4号 平成4年度香芝市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認第5号 平成4年度香芝市五位堂駅前北土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認第6号 平成4年度香芝市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について   認第7号 平成4年度香芝市水道事業会計決算の認定について   認第8号 香芝市道路線の認定について  《議員提案(追加議案)》   決議第3号 三岡丹一氏に対する感謝決議(案)8 議長は、会議録署名議員に次の者を指名した。   8番 川 村   治 君        9番 奥 山 博 康 君                              開会 午前11時38分 ○議長(辰已亘弘君) おはようございます。 平成5年9月第5回香芝市定例市議会を招集されましたところ、議員諸侯には公私何かとご多用の中、全員ご出席をいただきまして心から厚く御礼を申し上げます。 本日付議されております19案件を皆様方のご協力のもとにスムーズに会議が進みますよう心からお願いを申し上げまして、開会のごあいさつといたします。 会議に先立ちまして、このたび奈良県市議会議長会から永年勤続議員として長谷川芳治君、田中保君の両名が表彰をお受けになりましたので、その伝達を行います。 なお、本市議会から記念品をお贈りいたしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 それでは、伝達させていただきます。 ○議長(辰已亘弘君)             表  彰  状  香芝市 長谷川芳治殿 あなたは香芝市議会議員として長年にわたり市政の発展に尽くされた功績はまことに顕著であります。 よって、本会表彰規程により特別表彰として記念品を贈り、これを表彰します。  平成5年8月3日   奈良県市議会議長会会長 大和郡山市議会議長 東川勇夫            (拍  手)          ──────────────────── ○議長(辰已亘弘君)             表  彰  状  香芝市 田中保殿 あなたは香芝市議会議員として長年にわたり市政の発展に尽くされた功績はまことに顕著であります。 よって、本会表彰規程により特別表彰として記念品を贈り、これを表彰します。  平成5年8月3日   奈良県市議会議長会会長 大和郡山市議会議長 東川勇夫            (拍  手)          ──────────────────── ○議長(辰已亘弘君) 大変おめでとうございました。 続きまして、市長あいさつ。 ◎市長(瀬田道弘君) おはようございます。 ごあいさつに先立ちまして、先ほど永年表彰を受けられました長谷川芳治議員並びに田中保議員に対しまして心よりお祝いを申し上げます。おめでとうございました。今後ともご健康に注意されまして、香芝市政のためにご尽力を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。本当におめでとうございました。 それでは、本日ここに平成5年第5回9月定例会を招集させていただきましたところ、議員各位にはご多用の中、全員ご出席を賜りましてまことにありがとうございます。 さて、本定例会におきましては、平成4年度香芝市一般会計歳入歳出決算の認定並びに各種特別会計歳入歳出決算を初め19議案のご審議をお願いするものでございますが、何とぞよろしくご審議をいただきまして、原案可決、認定あるいはご承認を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 なお、会期は本日より22日までの15日間でございますが、何とぞよろしくお願いを申し上げる次第でございます。 議員各位におかれましては本日はまことにご苦労さまでございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(辰已亘弘君) ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより第5回定例香芝市議会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員指名 ○議長(辰已亘弘君) 署名議員でございますが、議長より指名させていただいてご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(辰已亘弘君) ご異議ないようでございますので、8番川村治君、9番奥山博康君にお願いをいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 会期・議事日程の決定(議会運営委員長報告) ○議長(辰已亘弘君) 続きまして、本定例会の会期及び日程を議題といたします。 議会運営委員会で会期及び日程につきましてご審議を願っておりますので、委員長から報告を求めます。 田中保委員長。 ◆議会運営委員長(田中保君) おはようございます。 議長からのご指名でございます。 朝来から本会議に先立って、議会運営委員会を開会をいたしました。その結果についてご報告を申し上げたいと思います。 会期につきましては本日より22日、決定いたしました。 本日の議事日程でございますが、先ほどの議長あいさつ、表彰伝達、市長あいさつ、私の報告の後、議長の諸報告、西名阪問題特別委員長報告総合福祉会館建設特別委員長報告都市計画特別委員長報告、そして市長の行政報告を行いまして休憩に入りたいと思います。なお、休憩中にそれぞれ明日から始まります決算特別委員会の委員の互選でございます。今日までの慣例に従いまして、総務文教委員会より2名、民生水道委員会より3名、建設経済委員会より3名と、こういうことで決算特別委員会をそれぞれ構成をいたしました。決算特別委員会の委員の選任、それから議案の一括上程、提案理由の説明を行いまして、三岡監査委員の監査結果報告をしていただきます。なお、監査委員の報告の後、総括質疑を行いまして委員会付託と、こういうことでございます。 なお、本日、三岡監査委員につきましては、永年香芝市のために行政監査、会計監査いろいろとご苦労いただきまして、議長のご配慮によりまして監査委員に対する心からの感謝決議等々を行っていきたいと。そして、5時には散会をいたす所存でございます。 なお、付託議案でございます。これはそれぞれ1の会期日程の中に、決算特別委員会、13日の総務文教委員会、14日の民生水道委員会、そして16日の建設経済委員会、20日の一般質問、21日の一般質問、22日の本会議と、こういう日程を確認したわけでありますけれども、総務文教委員会につきましてはお手元にご配付しております付託議案はこのとおりでございますし、民生水道委員会につきましてもこのとおりでございます。建設経済委員会、これもお手元に配付のとおりであります。決算特別委員会は認第1号と、こういうことでございます。 原則として会期は延長しないと、こういうことでございます。ただ、運営委員会の中で、本日事務検査に関する決議案、これが提案をされ、議会運営委員会で審査をいたしているわけでありますけれども、まだ結論に達していないわけであります。したがって、議長に一応預けて、22日までにこの取り扱い等々については鋭意話し合いすると、こういうことになっています。いろいろと議会のルールの問題等々もございまして、ひとつ提案される案件については慎重であるし、そしてまたできるだけ提案者に対するいろんな議員の理解と協力、このことも含めていろいろと話し合いすると、こういうことでございますので、私の報告といたします。 なお、報告漏れ等々がございますれば、それぞれ副委員長を初め委員の補足をお願い申し上げまして、議会運営委員長報告とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(辰已亘弘君) ただいまの議会運営委員長の報告に対しまして質疑をお受けいたします。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(辰已亘弘君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切りいたします。 お諮りいたします。 ただいま議会運営委員長から報告がありましたとおり、本定例会の会期は本日8日から22日までの15日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(辰已亘弘君) ご異議ないようですので、議会運営委員長報告どおり本定例会の会期は9月8日本日より9月22日までの15日間と決します。 続きまして、本日の日程でございますが、お手元に配付の議事日程のとおりでご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(辰已亘弘君) ご異議ないようですので、お手元の日程どおり本日の議事日程とすることに決します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程3 議長諸報告 ○議長(辰已亘弘君) 続きまして、諸般の報告をいたします。 監査及び現金出納検査の結果報告が来ておりますので、その写しをお手元まで配付いたしておきましたからご了承を願います。 次に、平成4年度香芝市土地開発公社及び財団法人香芝市文化振興財団の経営状況説明書の提出がありましたので、お手元まで配付をいたしておきましたから報告いたします。 ここで休憩に入りますが、議会運営委員長から報告がありましたように、決算特別委員会が設置されましたので、休憩中に委員の互選をお願いをいたします。昼食後、議員控室にご参集いただきますようよろしくお願いをいたします。 それでは、暫時休憩いたします。            午前11時52分 休憩            午後2時08分 再開 ○議長(辰已亘弘君) 休憩を閉じて再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~
    △日程4 西名阪問題特別委員長報告 ○議長(辰已亘弘君) 日程に従いまして、西名阪問題特別委員長の報告を求めます。 田中信好君。 ◆西名阪問題特別委員長(田中信好君) 去る8月27日に開催いたしました西名阪問題特別委員会の審議の経過と内容について、委員会を代表して報告申し上げます。 前回の委員会におきまして、西名阪周辺整備と関連した公団関係者に出席を求め説明を受けること、また168号線拡幅整備について県へ要望するということで、公団、県に折衝してまいりましたが、それがそれぞれの諸事情があり、もう少し先に延ばしてほしいということが申し出がありましたので、まずご報告申し上げます。 次に、前回の委員会から今日まで用地買収状況について理事者から報告を受けました。それによりますと、用地買収状況は平成5年2月28日から平成5年7月31日までの間に317平米買収しており、権利者数は2人、筆数は3筆、建物は1戸であります。全体から見ますと、平成2年8月から平成5年7月31日までで買収面積は1万1,733平米、率にして75.99%、権利者数57人、率にして61.96%、筆数にして74筆、率にして74.75%、建物は22戸、率にして68.75%を完了しているとの説明がございました。 委員から県の用地買収が最も遅れている理由について質されましたが、県区分については県単事業であり、予算枠は現在のところ西名阪を挟んで北側で5,000万円、南側で5,000万円と少ないため遅れていると。しかし、予算の増額について県に対し再三にわたって強く要望しているところであるという答弁がございました。 また、委員から香芝インターから0.4キロの間が県道に昇格なった件についてその後の事務的な引き継ぎは順調に進んでいるのかと質され、県との引き継ぎ関係の打ち合わせを1週間前にも持ったが、今後平面図、断面図、境界の確認等再度協議し、本年度中に道路の区域決定をして引き継ぎをできるように進めていきたいという答弁がございました。 また、委員から家屋の買収後の管理について質され、家屋の立ち退きについては契約後半年以内を限度として立ち退きをしていただく契約となっているが、その後の管理面については十分留意していきたいとの答弁がございました。 また、委員から当委員会において168号線の一部拡幅工事が計画されているが、ここから旭ケ丘前の交差点まで拡幅の計画があり、線引きもされており、家屋が建築されないうちに県の開発公社に先行取得していただくよう強く要望をしていただきたいという意見もございました。 また、委員から西名阪周辺の完成図と市、県、公団の用地買収状況の色分けをした資料を作成し、次回委員会に提示していただきたいとの要望もございました。 以上で当委員会の審議内容について報告を終わらせていただきますが、私の報告漏れ等がございましたら、委員各位の補足説明の方よろしくお願いを申し上げまして、報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(辰已亘弘君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(辰已亘弘君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程5 総合福祉会館建設特別委員長報告 ○議長(辰已亘弘君) 続いて、日程に従いまして総合福祉会館建設特別委員長の報告を求めます。 ◆総合福祉会館建設特別委員長(飛鳥誠市君) それでは、香芝市総合福祉会館建設特別委員長報告をさせていただきたいと思います。 去る8月27日に全員出席のもとに開催いたしました第2回総合福祉会館建設特別委員会の審議の経過と内容について、委員会を代表いたしましてご報告申し上げます。 まず、前回の委員会において議論となりました進入道路について、今日までの経過につき理事者より報告を求めたのであります。それによりますと、進入道路の整備確保について新設または既設道路の拡幅、整備を含め検討し、地域の状況、過去の経緯、建設に伴う波及効果などを考えた結果、現段階においては国道165号線の山下人形店前から北へ市道約110メーター、春日野池から東へ220メーターの農道を拡幅して整備するルートを検討しており、過日関係土地権利者に説明会を開き、協力と理解をお願いしたところであり、今後もこの道路計画により進め、その確保に努力していきたいとの報告があったのであります。 また、委員より二又池以外に二、三の候補地も考えた中で交渉に入っていこうとしているのか、さきの説明会での感触はどうであったのかとの質問に対し、理事者は、この候補地については庁舎の近くであって交通にも便利であり、市の中心的な場所であるという観点からさきの委員会においても提示したわけである。現在のところ二又池ということで道路の確保に努力しており、ほかの建設地についてはそれ以外には考えていないとのことであります。また、さきの地元説明会では権利者に理解と協力を願ったもので、事業費についての話はしておらず、協力いただけるかどうかを打診したところであり、そのときの感触としては協力してもらえるものと確信しているとの答弁がありました。 また、委員から前回の委員会で一番問題となったのは進入路である。例えばガソリンスタンドのT字路の交差点から入るなり、もっと近くのルートもあるのに、なぜこの遠いルートを選んでいったのかとの経緯についてただされたのであります。進入道路については、ガソリンスタンドからの進入路と仏壇店からの進入路の3カ所を内部的にも検討したが、現在の山下人形店からの進入路の確定した経緯には国道事務所、警察等上級機関、関係機関ともその点十分意見を聞き、地元へ打診し、一番可能性の高い進入路として考えたものであるとの答弁があったのであります。 また、委員からこの進入路1本でいくよりかほかの進入路の考えもあるとして、事業費の面で安くいける方法で用地と並行して進めていくのが一番妥当だと思う。また、以前の考え方でなぜ藤山台から入る計画をしたのか。その計画したことに対してどう思うのか。また、今この道の件もどう思っているのかとの指摘があり、委員からの指摘どおりその上に立って進入道路の検討を加えている。言われるとおり、できるだけ安く進入道路を設けるのが当然であり、そういう観点からいろいろ検討を重ねており、さきの2点の進入路にしても非常に無理があるという結論から今の案を提示したものであるということです。これについては買収金額等そのほかは提示しておらず、まず協力いただけるかどうかを打診したところであり、価格については委員会の了承の上に交渉に入っていきたいとの答弁があったのに対して、前回の委員会では既存の住民に迷惑をかけるようであってはいけない。あくまで公共の福祉につながることから、地域住民の理解と協力を得た上に立っての福祉施設でなければならず、165号線から最短距離で福祉会館に行ける道路の確保が大前提であったと。そういう公共の福祉につながる施設であるから、ある程度の財源的な問題、あるいは道路計画をしてその買収に対する見通しが兼ね備わっていなければできないわけで、今日の委員会にしても道路の目度がついていないのに建設していきたいという提案があるのか、具体的な予算はどれぐらい要ってどうなるか、これもわからない。提案される場合、ある程度の含みも自信を持って提案してもらいたいがどうかと質されたのに対して、予算については確定していないが、とにかく地権者で協力いただけるかどうか打診したところであり、価格については委員会で承認いただいた中で折衝していきたいと考えているとの答弁があったのであります。 最後に、委員会の統一見解が出ました。報告させてもらいます。 委員会の統一見解です。当該施設の建設に当たっては、既設住民に迷惑と混乱を招いてはならず、具体的には165号から最短距離で目的の施設用地に行けるというメーン道路の確保がまず必要であり、これは建設用地と並行して理事者の執行努力により問題の解決をしてもらい、市民の尊い血税を使うことから市民の負担が少しでも軽くなるような方法を執行者として執行者の責任でとってもらいたい。それが、二又池やこの周辺に限定することがいいのか、あるいはほかに生産緑地法等々関連した財源の有効的な手当ても含めた中でいろいろ取捨選択しながらそうした福祉会館の建設に当たって十分検討してもらうということも含めて、こうした財源的な問題、進入道路の問題等、もろもろの問題の解決が具体化したときにこの特別委員会を招集していきたいと思います。そういう輪郭ができる努力を市長初め執行者の中でしていただき、もっと具体的な問題について我々が質していける審議をできる状況を執行者の責任において委員会に提起してもらいたいのであります。委員会としてこのような統一見解を出させていただきました。これに対し理事者から、委員会の統一見解として指摘あったことについては、十分検討して提示していきたいとの答弁がありました。 以上で第2回総合福祉会館建設特別委員会の審議内容についてのご報告を終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、各所属議員諸侯よろしくお願い申し上げます。終わります。ありがとうございます。 ○議長(辰已亘弘君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(辰已亘弘君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程6 都市計画特別委員長報告 ○議長(辰已亘弘君) 日程に従いまして、都市計画特別委員長の報告を求めます。 小川正晴君。 ◆都市計画特別委員長(小川正晴君) それでは、私の方から去る8月30日全委員出席のもとに開催いたしました都市計画特別委員会の審議の経過と内容について、委員会を代表して報告いたします。 都市計画道路についてを案件とし、各所管より説明をまず受けました。中和幹線の取り組みについては、昭和40年6月8日に香芝中央線として都市計画決定を受け、その後昭和55年7月29日に桜井市から香芝市に至る現在の中和幹線として一括による都市計画決定がなされ、各市町においておのおの事業を進めているのが現状であり、中和幹線にかかわる各市町において都市環境、形態も大きく変貌しており、地元生活型道路として位置づけし計画決定された当時から考えれば、新関西国際空港の開設が間近に迫り、一方新設の京奈和自動車道へのアクセスも考慮する必要も生じ、奈良県としても奈良中和地方拠点都市地域の骨格道路として取り上げており、奈良県を東西に横断する広域の主要幹線道路として大きく変わってきました。国においても、平成5年度よりスタートした第十一次道路整備五箇年計画に、活力ある地域づくりのための道路整備の推進をテーマとし、周辺都市との提携、共生により地方定住の基礎となる魅力的な地域集積ゾーンの形成を図るため、高速性、定時性等にすぐれた規格の高い地域高規格道路の整備を強く推し進められているところであります。 奈良県においても、国の施策を受け一路線は取り上げなければならないということから、地域高規格道路として整備を図るべき路線を検討された結果、奈良中央・地方拠点都市地域の各拠点間の連結を一層強化する道路が必要と中和幹線を候補路線として挙げ、高速性、定時性、安全性を確保した規格の高い地域高規格道路中和幹線として整備を図るべく考えて、奈良県の中心都市桜井市、橿原市、大和高田市、広陵町、香芝市の4市1町が紆余曲折した結果、時代に即応した機能道路であることから、歩調を合わせて既に供用開始をしている区間も含め桜井市から香芝市の全線を地域高規格道路として承認を受けるべく方向で道路構造等の計画変更を検討しているとのところであります。本年度より、桜井市を初め香芝市の4市1町による中和幹線建設促進期成同盟会も発足しこれに取り組んでいるところであるが、地元住民の意向も十分取り入れる必要もあり、慎重に検討をしたいとのことであります。 続いて、二上・田尻線事業については、この道路は近鉄二上駅前から穴虫までの道路であり、平成5年度より国の予算4,010万円の内示を受け、平成5年度に事業認可を受け事業を着手する予定でその作業を進めていたが、国の景気対策としてさらに5,900万円の追加内示を受け、総額1億円で平成5年度の予算執行に努めたいと考えている。現在、県に対し事業認可申請をしており、9月中に認可がおりると思われ、認可を受けた後、地元関係権利者に事業の説明と用地測量の依頼についての説明会を遅くとも年内を目度として進めていきたいと考えている。この事業概要については、事業名は大和都市計画道路35744二上・田尻線であり、事業期間は平成5年度から平成10年度の6カ年で進めたいとのことであります。道路幅員は12メートルで、事業区間は近鉄二上駅南側の市道から竹田川まで260メートルであり、この中で駅前広場3,600平米を含んでいます。また、総事業費は約25億4,000万円であるとのことであります。 続きまして、用途地域の見直しについてこのたび都市計画法の一部が改正され、これはさきの地価高騰に対応した総合的な土地政策の一環として土地利用計画制度の充実を図るために行われたものであり、特に適切な住環境の保護等を図ることを目的として、今回用途地域制度の整備等の改正がなされた。現行都市計画法第8条で定められている地域は8地域であり、香芝市においては第1種住宅専用地域から準工業地域までの6地域を定めています。今回の改正は、現行制度住居系3地域をさらに細分化するというものであり、改正後は本市は6地域が10地域となる予定であります。また、改正後の用途地域の都市計画決定及び告示は、この法律の施行の日平成5年6月25日から起算して3年以内、平成8年6月25日までに行うこととされています。 続きまして、下田駅前広場については、国道168号改良事業に伴い、当初決定の交通広場区域約3,700平米のうち約1,200平米がこの重複路線となったので、これについて関係機関と協議した上、変更し、その変更後において駅舎南側で約2,500平米、地下通路を約200平米、北側において1,400平米の交通広場を設けることで合意になり、本年8月3日に最終告示を決定しました。また、南側交通広場を利用したところの下田駅南交通広場の地下駐輪場の計画については、現在下田駅周辺では駅北側地区保健センターの西側の借地による仮設の自転車駐車場、また下田駅南西部にも仮設の自転車駐車場を開設し、自転車利用者の増加等に対応しております。そこで、下田駅南側の交通広場の整備にあわせてその地下に自転車駐車場を整備し、利用者の利便性、安全性を向上させた施設としたい。この施設は、地下1階、約1,900平米の規模で、収容台数1,100台を目的とし、地下道を通じて下田駅舎と直結の一体性で計画しております。この自転車駐車場については、計画決定手続の前に、まず建設省から承認を受ける必要があり、これについては本年5月に承認を得ました。現在、国、県等関係機関との協議を進めているところであり、早期都市計画の決定が行われるように努めるとともに交通広場とあわせてその実現に鋭意努力しているとのところであります。 続いて、都市計画道路磯壁・新在家線については、当該都市計画道路は本市南部と主要幹線高田バイパスを結ぶアクセス道路として昭和61年5月20日に都市計画決定されました。延長840メートル、標準幅員14メートル、近鉄との立体交差部を23メートル。その後、年々増加する交通量、さらに高田バイパスが完成したときの交通の流れに支障を来すものと考え、今ある6枝交差点を生かして安全性と処理能力の向上を図るためにその変更について現在協議を進めているところであります。 続きまして、高山台特定土地区画整理事業について、前回の委員会からその後の経過についての進捗状況について報告がありました。かねてより準備委員会より県知事に対して組合設立許可申請を行っていたが、県の関係各課の協議が整い、去る7月23日から8月6日までの2週間事業計画の縦覧を終え、その後さらに8月20日までの2週間意見書の提出期間も終わり、9月上旬には奈良県知事より組合設立認可がおりる見通しとなっております。さらに、準備委員会では9月下旬第1回設立総会を開き、良好な居住環境に恵まれた整然としたまちづくりを目指し本格的に組合施行で事業開始をすることになるとのことであります。 以上の説明に対し質疑をお受けしました。 委員から、中和幹線の桜井市から香芝市まで、また香芝市の区間の進捗状況と見通しについて質され、桜井市から香芝市の区間も含めて供用開始しているのは約6.4キロメートル、率にして32%、香芝市の区間では2.5キロメートル、率にして33%であり、事業を開始しているのが香芝市の区間を含めて7.4キロメートル、同じく36%、香芝市の区間については3.2キロメートル、約40%であるとの報告です。香芝市の完成目度は、高山台区間が平成9年度、近鉄線から畑・分川線は平成11年度、残りの区間については平成14年度を目度としております。なお、穴虫の近鉄線から下田、県区間も含めて約8,000平米ほどの用地買収ができております。あとさらに4万平米ほどの先行買収をしなくてはならない状況であるとの答弁がありました。それに対し委員から、中和幹線は早急に完成しなくてはならないが、その点どのように考えているのか質され、香芝にとっても懸案となっている道路であるので、一日も早い完成を目指し努力を重ねてまいりたいとの答弁がありました。 また、委員から中和幹線の西真美ケ丘から穴虫に通ずるこの間で大きく計画が変わった点について質され、県において中和幹線を地域高規格道路という位置づけをもって計画変更の検討を重ねている。現在は香芝市においては奈良西幹線、県道下田・上中線は平面交差となっているが、これらのところを立体交差という検討も加えているとの答弁がありました。それに対して委員から、地域高規格道路の整備という位置づけに大きな問題がある。現在上中・下田線は平面交差であるが、それを立体交差にするのかと質され、奈良県として広域高規格道路を1路線でも入れたいということから現在に至っており、計画決定ではJR、168号線は高架になっており、その他の部分は平面交差である。しかし、現在西真美ケ丘から上中・下田線に取りついている中和幹線については、現在8%強の勾配がついており、これを地域高規格としてまず解消していかねばならないという指摘もあります。この点について地元の権利者と十分協議を重ねた中で、まず一方的に高規格道路だから高架にするのではなく、まず協議を整えた中でご理解をいただき進めていき、できるだけ高規格に近いものにしていくというのが今の考え方であるとの答弁がありました。それに対し委員から、既に県と市とで協議され、これは決定しているのかと質されました。地域高規格にすれば全面的に先行して補助金がつき、県とは協議中であり、決定したという段階ではないとの答弁がありました。それに対し委員から、地元地権者と十分協議し、できれば平面交差にしていただきたいとの要望がありました。 また、委員からももし地元の地権者が賛成して高架になった場合、その下を生活用道路として使えるようにと考えているのかと質され、もし高架になった場合は生活用道路として使えるように検討していきたいとの答弁がありました。 続いて、用途地域の見直しについて委員から、今後各駅周辺についてはどのような取り組みを考えているのかと質され、今回の新用途地域については現行の中の地域におきましてそれぞれを細分化するといったことが原則であり、商業地域等についてはその地域に合った用途が必要であるので、今後これらの見直しについて高さ制限の緩和等も積極的に考えていきたいとの答弁がありました。 続いて、下田駅前南交通広場の地下駐輪場の計画について委員から、計画決定があるが、着工されるのはいつか、またこの土地は香芝市の土地であるのか、あるいは民間の資金を流動しながら五位堂駅前のような駐輪場にされるのか質され、平成5年度中において都市計画の決定を行い、6年度には事業認可をとる計画である。平成8年度には交通広場の完成とあわせて同時施工を実施したい。現在、土地開発公社の所有地であり、補助制度にのっとり実施したいとの答弁がありました。 また、委員から以前他市を視察したが、その駐輪場は面積200平米で、建物4階建て、1,180台収容できるコンピューター方式のカード式になっており、約45秒で出し入れでき、利用者の利便性を考えた場合にこのような駐輪場を検討してはどうかとの意見がありました。 続いて、磯壁・新在家線については、委員から何年も協議をし前進していないが、事業はいつごろから入るのか質され、現在計画決定している良福寺の交差点の位置を既設の六差路の位置に変更し6枝交差とすることで交通緩和を図っていきたい。現在県と協議中であり、協議が整えば国に要望したい。本道路については、来年度予備設計に入っていきたいとの答弁がありました。 以上で当委員会の審議内容についてご報告を終わりますが、私の報告漏れ等ございましたら、所属委員の補足説明よろしくお願い申し上げまして、終わります。 ○議長(辰已亘弘君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。 田中保君。 ◆18番(田中保君) ただいま小川委員長が都市計画特別委員会の審査の経過報告について非常に詳しくご報告をいただきました。熱心に各委員の皆さんが都計委員会の中でいろいろと審議のためにご努力をいただいた、これは小川委員長の報告を聞いていますと本当に慎重審査をしていただいたと、小川委員長に心から敬意を表するわけでございます。 そこで、2点ほどお伺いをいたすわけでありますが、その1つは中和幹線でございます。委員長お説のように、都市計画決定が行われましてかなりの年数がたつわけでございます。さらに、お説のように、京奈和のアクセス等々いろいろやっていくと、こういうことでございます。これは私の記憶でありますけれども、平成4年では中和幹線については用地取得面積あるいは土質調査等々含めて3億5,000万円ほどの予算しか計上されておりませんし、執行されていないように思うわけであります。これは、委員長お説のように、165号線が香芝市であれだけ交通渋滞を招くと。そして、いろいろ桜井から香芝までのいろんなご報告を聞いておりますと、香芝市では非常に極めて少ない開通しかなされていないと。ほとんどの開通につきましては、真美ケ丘あるいは西真美ケ丘の開発に伴う道路開通であって、具体的に中和幹線が都市計画決定をし、事業決定をして、香芝市が努力をして、例えば市長が政治努力をしてこれに対してこうだというような成果は、私の聞く範囲ではないわけであります。 そこでお尋ねをいたすわけでありますけれども、例えばこれは香芝市のいわゆる投資的経費、この中では極めて限られた予算の中で用地買収は極めて至難であろう。したがって、上級官庁との市の予算配分、あるいは補助事業に対するこれらの裏起債と。これは小川委員長にここまでのことをお尋ねするのはあれでありますから、これは議長、また私はこの予算的な問題について例えば裏起債がどこまでいけるものかと、補助事業に対する経済対策がどこまで行われるものか、あるいはそれに対する交付税の配分措置がどのようになされているのか、こういうことも含めていろいろと私はひょっとしたら決算委員会の中でお聞かせをいただくかもわかりません。しかし、小川委員長にここまでの話はお聞きはしないということにいたしましても、委員会の中でこれらに対するいわゆる中和幹線、この見通しあるいは補助、財源対策に対して上級官庁と今どのような形で鋭意努力をなされているのか、もう一度お聞かせをいただきたいと思います。 さらに、これと同じことでありますけれども、先ほど委員長がお説でございました勾配がどうとかわからないということであるから、いわゆる平面よりも高架でこの問題については対応するとかしないとか、こういうようなこともお伺いをしたわけであります。これは、私は北今市に在住をいたしておりますから、この中和幹線については極めて多くの用地がこの中にあるわけであります。個人的に私の親戚もかなりの権利者がこの中にあるわけでありますけれども、当初計画決定の中ではこれは平面でという、そのように言われているわけでありますけれども、それがいつの間にやらいわゆる高架であると、そのようなことも含めて技術的にいろいろ今話があるということになれば、これは大変な計画変更であろう。こういうときに、さらに委員長はおっしゃってましたように、市の理事者は再度権利者と協議をすると。これどんな協議するのですか。今まで協議して、平面で計画決定をされて、具体的にそれがその部分部分、予算、財源措置のされるとこについては事業決定して事業に取りかかっておられる。それが高架になると。高架いうことは、そんなこと勝手にできるのかどうか。平面でさらに権利者と協議をする、この点について全く私もこの辺については理解ができませんので、ひとつその辺についてお聞かせをいただきたいと。 それから、2つ目であります。高山台の区画整理問題について、委員長は中和幹線と絡めてのお話をなさっていたわけであります。これは結構なことであります。ただし、駅前広場におけるいわゆるこの一連の高山台の区画整理事業ですね、こういった問題が今の旭ケ丘、これらの開発に絡んでどういうような形でなされているのか。例えば駅前広場に協力しようとする善意の権利者、これらの方々が開発公社用地の代替えがあるのかないのか。あるいは中和幹線、これらに対する区画整理事業の範囲の中ではどのような業者とどのように用地の交渉をされてこの計画決定、事業決定をなされるのか。ここまで委員会としてこういった審議を具体的になさったのかどうか。報告があったということは、恐らくなさったことだと私は理解するわけでありますけれども、ひとつこれはあくまでも委員長に対する質疑でありますので、委員長の判断で、これはまだもうちょっとだということであれば、これは私は議員でありますから一般質問なりどのような場ででもお伺いをいたしたいと思いますが、まず委員長のこれらの報告に対してこの2点、ひとつできればお聞かせをいただけたらと、このように思います。 以上です。 ○議長(辰已亘弘君) 小川委員長。 ◆都市計画特別委員長(小川正晴君) 田中議員からの質問にお答え申し上げます。 なかなか私どもまだ未熟でございますので、高度な答弁になるかわかりません。それもほとんど幼稚なことになると思いますけれども、その点よろしくお願い申し上げておきます。 現在の第1点目の問題につきましては、近年こういう諸般の事情、新しい感覚といういろんな面が出てきて、急遽ここに国の方の指示もあり、市として桜井、橿原、高田、それから香芝市、また広陵町を含んでの急遽こういう中和幹線建設促進期成同盟会というものが発足されることによって…… ○議長(辰已亘弘君) 小川議員に申し上げます。質問の意味を十分に把握していただきまして、1点と2点、簡単にお答え願いたいと思います。 ◆都市計画特別委員長(小川正晴君) そういう方面から推進の話が出て、今理事者側で討議されながら新しい推進を少しでも早くする方向という面で協議されていると報告があったわけで、それに対して勾配で今高架で渡っていくという面についても、今までの計画が大きく変更になった、これについて現在これからその話し合いに入っていくという段階までであり、市として決定はまだしてないという報告でございました。 それと、2点目の高山台の件については、ただ報告だけであって、十分その辺についての細かい討議はしておりません。 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(辰已亘弘君) 田中保君。 ◆18番(田中保君) もう簡潔にしときます。小川委員長、これ決して私は委員長を苦しめようとか委員長にどうとかいうようなことではなしに、いわゆる都市計画に関する問題でありますから、これは常時開いていただいております。そういった意味で、委員長の報告に対して私は理解をしてるつもりです。しかし、問題は、先ほど委員長報告でこれは明確に小川委員長が報告をなさっているわけでありますから、その計画決定はあくまでも平面であったと。それが、今県との協議の中でいわゆる勾配の問題も含めて、いわゆる道路の技術的な問題も含めて高架という案も出ているではないかと。例えば高架ということになれば、当該する権利者に大きな影響を与えるわけであります。さらに、私の知ってる範囲では、平成4年度の中和幹線に対する市長の予算要求は3億5,000万円ほどしかないではないかと。これはもう明確になったあるわけです。この中で、6%や3%、そのぐらいの香芝の進捗率しかないと。で、早いことしないといけない、アクセス道路で早いことしないといけない。これは平面でそのままやってしまったら買収ももっと事業決定の中でできないのに、極端に言ったら高架にしてしまったら側道の買収までしないといけないではないかと。そこへ、高架になったら私たちは困るという条件が変わるわけでありますから、大きなやはり住民の反対運動も惹起しかねないような状態です。これは絶対行わないといけないと。この3年度の予算、決算で私たちは中和幹線のいわゆる予算をつけない限り予算は認めないということで、これは辰已議長もご承知であったと思いますが、あえてそういうようなことまでしてこの中和幹線については我々議員は何とか早いことしようということでやってきた経緯があるわけです。しかし、今話聞けば、平面交差でそういうようにやってもなかなかできないのに、まだ高架だと。状況が変わってくると。用地買収も余計にしていないといけない。こんなことできるのかと。そしたら、財源だとか用地に対して上級官庁と市の予算ではどうなんだと。こんなもの投資的経費15億円しかないのにどうしてできるのですか。そのことをやっていただいたのかどうかと、これだけを聞きたいわけです。 それから、2点目の高山台の問題でありますけれども、私はその区画整理事業に反対するとか賛成するとかいう、そういう意見は一切申しておりません。これはいろいろ地元の皆さん、あるいは議会、その関係者がこれらの整然としたまちづくりのためにいわゆる区画整理事業をやっていこうと。その中で、一部駅前等々については買収問題も絡んできましょうし、あるいは代替用地の問題もこれは明らかになってくるわけでありますから、このことがいわゆる開発公社の代替用地としてこの高山台の区画整理事業の一連に絡んであったのかなかったのか。これは全く関係ありません、それは道路だけですと、こういうことでは私はないと思うのです。委員長がなければなけれでそんでいいのですが、この辺についても多くのやはり開発公社に対する問題もこれはいろいろ取りざたされているわけでありますから、やはりこの辺について委員会としてこれらの問題にどのように対処をしていただいたのか、こういったことをひとつわかれば簡潔にひとつ教えていただきたい。それで、わからなければ私はまたほかの議員もそうでありますから、ほかの場で聞くべきとこで聞かせていただけたらと、このように思いますので、委員長、これは誤解しないでよろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(辰已亘弘君) 小川委員長。 ◆都市計画特別委員長(小川正晴君) いろいろと高説賜りましてありがとうございます。この件につきまして、今の中和幹線の勾配の件から入った問題につきましては、この問題につきまして討議も随分時間をとったわけなのでございますが、結論として理事者も現在決定もしてないし、それを十分参考にしながら十二分に配慮してこれから……            (18番田中 保君「いやいや小川議員、それはそんでいいんですが……」との声あり) ○議長(辰已亘弘君) 小川議員、ただいまの質問に対してあったならあった、なかったらなかった。だれか補足。 萬慶議員。 ◆11番(萬慶芳貞君) 補足説明いたします。 先ほどから田中保議員が質問されておりました。第1点目は、委員の方からそういう質問がありました。理事者の方は、十二分に地元とも協議しながら考えていきたいという答弁があったように思います。 それから、2点目の高山台の問題でありますけども、高山台は区域が決定しております。二上の線路より南側、駅前整備に関しては市の施行でやっていかれるように思っておりますけども、その件に関しては質疑はございませんでした。 ○議長(辰已亘弘君) よろしいですか。            (18番田中 保君「はい」との声あり) 以上で質疑を打ち切りいたします。 特別委員長報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程7 市長行政報告 ○議長(辰已亘弘君) 本日の日程に従いまして、市長の行政報告をお受けいたします。 市長、行政報告。 ◎市長(瀬田道弘君) それでは、行政報告をさせていただきます。 さきの6月定例市議会から3カ月経過いたしましたので、この間の主な事項についてご報告をいたします。 まず、市長公室関係。平成4年8月に施行されました地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律に基づき、奈良県におきましては県北和地域に並ぶ拠点地域としての整備を図るため、橿原市を中核とした本市を含む中和地域周辺の6市11町1村において地方拠点都市地域指定を受けるため、国、県とその調整を行ってまいりましたが、このほど国との協議が整い、去る8月6日に県知事より奈良中和地方拠点都市地域として指定が行われました。これは、地方における活力の低下と東京への一極集中に対処し、国民が豊かさとゆとりを実感できる生活大国を実現するため、地方の活力を生かし、職・住・遊・学の備わった新しい総合的な生活空間を創造するとともに、業務機能の地方分散等を進め、その全国的な適正配置の促進を主な目的として地域指定がなされているものでございます。 これにより、今後は関係市町村賛同のもと既に発足しております奈良中和地方拠点都市地域整備推進協議会により、おおむね10年後を目標とした道路等公共施設の整備のほか、居住環境の整備、医療、福祉、情報、通信、教育、文化等の係る諸機能の充実を図り、地方拠点都市としての整備のための基本計画を今年度中に策定することと相なります。つきましては、基本計画の策定に要する経費等協議会運営経費を関係市町村で負担することとなりますので、これに伴う補正予算を本会議に提案させていただいておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 次に、総務関係でございます。 本年度において計画しておりますJR下田駅自転車駐車場建設工事につきましては、駅周辺における自転車等の駐車秩序を確立することにより町の美観を維持するとともに、自転車等利用者の利便を図るためにJR下田駅前に建設いたしたく、株式会社山本工務店と仮契約を締結し、本議会に提案をさせていただいております。何とぞよろしくお願いを申し上げます。 次に、市民生活関係でございます。 国民健康保険事業につきましては、高齢化の進展や医療技術の向上等により、医療費の増高は年々上昇の一途にあり、国保制度を取り巻く環境は依然として厳しい状況下に置かれております。このような中にありまして、国保財政の健全化に対処すべく保健施設事業の充実及び収納向上対策についてより積極的な展開を図る観点から、国庫補助を受けてエイズ予防啓発事業、収納率向上対策事業に取り組むべく本会議に提案させていただいておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 次に、福祉関係でございます。 福祉行政でございますが、高齢化社会を迎えまして、本市におきましても高齢者は年々増加いたしており、その対応の一環として本年度より長寿お祝い金制度を創設いたしました。これは、老人の皆さんがますますお元気で長命であることを祈り、また敬老精神の高揚と福祉の増進を図るため、満年齢100歳を迎えられた方々を対象に実施をいたしているものでございます。平成5年度中には当該者が2名おられ、五位堂の佐野さん、平野の岩館さんのそれぞれに贈呈し、お祝いを申し上げたところでございます。 また、近年の出生率の継続的な低下に伴い、健やかに子供を生み育てる環境づくりが社会全体の課題となっております現在、国において新たに主任児童委員制度を設置されることになりました。これは、地域において児童、妊産婦の福祉に関する相談、援助活動を行う児童委員への期待が高まっている中、児童福祉に関する事項を専門的に担当する児童委員を新たに設置し、従来の区域を担当する児童委員と一体となった活動を展開することにより、児童福祉の一層の推進を図ろうとするものでございます。なお、主任児童委員は全国一斉に平成6年1月1日付で委嘱されることになりますが、本市の場合定数は各民生児童委員協議会単位ごとに2名であり、市全体で6名の方に委嘱されることになります。 次に、(仮称)総合福祉会館建設計画の進捗状況についてでございますが、建設位置の決定に当たり、進入道路の確保につきましては新設または既設道路の拡幅、整備を含め種々検討いたしましたが、地域の状況、過去のいきさつ、建設に伴う波及効果などを考慮いたしましたところ、国道165号線山下人形店前から北へ市道約110メートル、春日野池から東へ約220メートルの農道を拡幅して整備するルートが現段階においては最適であろうと考え、過日関係土地権利者に説明会を開きご協力とご理解をお願いをし、また特別委員会にもご報告を申し上げたところでございます。今後とも種々のご意見を承り、建設に向け一層努力してまいりたいと考えております。よろしくご協力のほどお願いを申し上げます。 次に、都市整備関係でございますが、都市基盤整備としてのハード面につきましては、住みよい住環境を目指し街路整備を初め、駅前交通広場、土地区画整理事業等の基幹、面的整備に取り組んでいるところでございます。 まず、中和幹線につきましては、県においても奈良中和地方拠点都市地域の基幹道路として第十一次道路整備五箇年計画にのっとり、「活力ある地域づくりのための道路整備の推進」をテーマに、地域高規格道路としての整備を強く推し進められ、関係市町に道路構造等の計画変更について検討依頼の要請があるところでございます。本市におきましても、将来の都市形態を見通し、関係権利者及び地元住民の意向を十分に反映しつつ、またよきご理解、ご協力を求めつつ慎重に取り組み、質の高い道路を整備してまいりたいと考えております。 その他、既に着手いたしております駅前広場を含む街路事業につきましては、一日も早い完成を目指し引き続き努力してまいりたいと存じております。 次に、今年度より着手する予定をいたしております二上・田尻線につきましては、9月中に事業認可の運びであり、できるだけ早い時期に説明会を開き、6カ年の事業期間で事業に着手する予定をいたしております。また、磯壁・新在家線につきましても、計画変更は非常に難しい状況ではございますが、本年度中に着手のめどをつけたいと考えております。 次に、土地区画整理事業でございますが、五位堂駅前北土地区画整理事業につきましては平成7年の完成を目指しており、駅前、幹線沿いを地区計画決定し、まちづくりとして将来に禍根を残さないよう関係各権利者のご理解、ご協力を求めつつ、指導を徹底したいと考えております。 また、高山台特定土地区画整理事業につきましては、去る9月7日に組合設立の認可がおり、組合の準備委員会では9月下旬ごろに第1回設立総会を予定されており、今年度から事業として本格的に着手する運びとなります。 次に、各工事関係でございますが、公共下水道事業につきましては、本年度の補助事業、第4処理分区の主要幹線である香芝第1汚水幹線、延長282メートルを口径900ミリメートルの推進工法により施工いたしたく、村本建設株式会社と仮契約を締結し、本議会に提案をさせていただいておりますので、よろしくお願いを申し上げます。また、その他補助事業、単独工事におきましても、できるだけ早い時期に発注すべく準備を進めております。 また、五位堂駅前北土地区画整理事業として、区画道路築造、熊谷川護岸、整地及び汚水管布設等を施工いたしたく、株式会社奥村組と仮契約を締結いたしましたので、本議会でのご承認を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 その他事項といたしまして、平成4年度に下水道の面整備を行いました下田東1丁目、4丁目、瓦口各地域の一部及び五位堂駅前北土地区画整理地内の合計22.9ヘクタールを本年9月から供用開始いたしました。また、開発指導要綱の見直しにつきましても、ご協議賜りたいと考えております。 次に、産業建設関係でございますが、まず、道路、河川整備についてでございます。西名阪植樹帯設置事業並びに周辺整備事業につきましては、現在用地買収に鋭意努力を重ねているところでございますが、今回一部植樹帯設置工事が着工される予定でございます。また、香芝インター乗り入れの市道1-45号線の県道認定に伴う引き継ぎにつきましても、県と協議を進めているところでございます。 次に、県事業の県道香芝・太子線につきましては、用地買収を引き続き進めており、河川につきましても、葛下川、すがる川の改修計画を進めているところでございます。また、竹田川改修事業は、近鉄大阪線の橋梁部分及び五月ケ丘から下流に向けて工事が進められております。また、高田バイパス事業につきましては、7月9日に国道165号線の上下線分離が行われ、165号線から高田バイパスへの乗り入れに向けての工事が進められております。 次に、市事業の関係でございますが、市道6-44号線(下田JR線)改良工事につきましては、発注が終わり近く着工の運びとなっております。また、市道6-28号線(高村線)改良事業につきましては、JR踏切を拡幅するための協議をJR大阪支社と進めているところでございます。その他、市管理の道路、水路等の地元要望についても協議を行い、工事を進めてまいりたいと考えております。 次に、災害復旧関連事業についてであります。 さきの7月5日の大雨により市内各所の道路、水路等に多大な被害が発生し、その応急処置及び復旧について全力を傾注したところでございます。また、災害復旧事業として予定しております箇所につきましては、県、国と協議を行いまして事務手続を進め、早急に工事に着手したいと考えております。農業被害につきましても、市内各所で発生し、農地及び農業用施設におきましても31カ所の被害が確認されました。発生後、直ちに応急処置及び復旧に努力いたしましたが、そのうち被害の大きな箇所につきましては、現在災害復旧事業として農地6カ所、施設2カ所を申請いたしており、国、県と協議を進め早急に工事に着手したいと考えております。 次に、教育関係でございます。 まず、教育施設の整備についてであります。さきの6月議会でご承認をいただきました学校施設の整備についてでありますが、二上小学校増築工事につきましては、既設校舎改修工事のうち保健室及び倉庫は完了し、2学期から供用開始をいたしております。また、増築部分につきましては、基礎工事は終了し、現在1階部分の鉄筋型枠組みを施工しており、工程表のとおり順調に進んでおります。 次に、香芝東中学校増築工事につきましては、職員室の増築及び既設教室の改修工事は完了し、2学期から供用開始しております。また、特別教室増築部分につきましては、現在基礎工事を行っており、工程表どおり順調に進んでおります。 次に、最近の経済の低迷により、国においては総合経済対策を積極的に打ち出され、事業の前倒しによる補助事業の促進を図っているところでございますが、本市におきましても平成6年度に予定いたしておりました真美ケ丘東小学校増築事業を追加することとし、本議会に補正予算を提案させていただいておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 また、国における平成5年度新総合経済対策として補正予算が組まれ、その施策のうち語学教室整備事業等につきましては、平成5年度限りの補助事業となっております。本市の語学教室の現状といたしましては、香芝中学校においては設置後16年が経過し、香芝西中学校についても11年が経過しており、LL機器及び内装等の老朽化が進んでおります。このような状況から、香芝中学校、香芝西中学校の大規模改造事業(語学教室)等を追加いたしたく、本議会に補正予算を提案させていただいておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 次に、学校教育についてでありますが、新しい学力観に立った学校教育の創造を目指して、今日まで教育内容の充実と実践活動に鋭意努力してまいったところでございます。特に、教職員の資質向上を目指す校内研究や研修の充実を図るため、本市教育委員会の指定研究校において「生き生きと意欲的に学ぶ子供の育成」と題して、市内小学校では県内各地から教職員が参集して研究発表事業を開催し、その結果、新しい学力観についての教育的意義や学習効果を上げることができました。 一方、今日大きな社会問題となっております児童・生徒の不登校や学校不適応の課題は、教育界において、教育の基本であり、緊急かつ的確な教育対策として取り組まなければならない重要課題としてとらえております。これらの課題に取り組むために、本市の幼稚園、小学校、中学校の教職員に対し、「不登校児童・生徒の理解のために」を主題として教育講演会を開催をいたしました。これは、教育現場に従事する者として、教職員の自覚と資質の向上に向けて共通理解を図り、教育活動に生かしていくことを主な目的として実施しているものでございます。今後も、教職員の資質の向上のため鋭意取り組んでまいりたいと考えております。 また、現在社会における重要かつ緊急な健康問題としてエイズ問題があり、その対策に努力を払いつつあるところでございます。本市におきましては、昭和58年より性教育の充実進展を図ってまいったところでございますが、本年度において県教育委員会の依頼を受け、文部省より性教育(エイズ教育)推進地域として指定を受託することとなりました。香芝市性教育(エイズ教育)推進委員会を主体として、「人間尊重、男女平等の精神」に基づく性教育の一層の充実を図ることにより、エイズに関して正しい知識の普及とエイズに対する誤解や偏見を払拭し、エイズを予防する能力や態度を育て、児童・生徒の心身の健康増進に積極的に取り組むため、実践研究を推し進めていきたいと考えております。 次に、水道関係でございます。 特に、水道料金についてでございますが、県営水道の料金は昭和60年に現行の1立方メートル当たり115円に改定されてから、8年間料金が据え置かれてまいりました。しかし、県営水道の第2次拡張事業の実施により資本費負担が増加し、平成元年度から経営収支は毎年赤字が続いておりますことから、今回の料金改定案が打ち出されたものでございます。このことにつきましては、一昨年あたりから機会あるたびに受水市町村に対し現状説明をされてきたところでありますが、公共料金の値上げという重要課題でもあることから、安易に料金の値上げのみにこだわることなく、低利債の借りかえ、一般会計からの繰り入れ、加えて経営努力等について再度検討を行い、値上げ幅を最小限に抑えるよう要望してきたところでございます。 今回の値上げ案といたしましては、現行の1立方メートル115円から145円に改定を予定されております。1立方メートル当たり30円、率にいたしまして26%の値上げとなります。なお、この料金改定につきましては、この9月定例県議会において県条例の一部改正案が提出される予定で、可決されれば平成6年4月1日から実施されることになります。こうした背景から、県水依存率100%の本市といたしましてはこの影響を全面的に受けることになります。ちなみに本市の年間県水受水量は約700万立方メートルでありますことから、今回の値上げが実施されれば年間約2億1,000万円の支出増加となります。今後の経営内容に大きな負担となり、したがって本市の水道事業経営につきましては、来年の県水値上げを踏まえて財政計画の立て直し等を行い、十分に検討を重ねた上でこれらに対処してまいりたいと考えております。 なお、本市もこの10月を迎えまして市制を施行して2年が経過いたしました。いよいよ市制施行3年目に入るわけでございますが、気を引き締め真摯に各課題に取り組んでいく所存でございます。議員の皆様方には平素から種々ご指導、ご助言を賜るとともに、市政推進につきましてもご協力をいただき、心から厚く御礼を申し上げるところでございます。なお、今後におきましても、職員ともどもさらに研究、研さんを重ねまして、香芝のよりよいまちづくりを求めて邁進してまいりたいと考えております。どうか議員各位におかれましては、今後とも絶大なるお力添えを賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、行政報告とさせていただきます。長時間ありがとうございました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程8 決算特別委員会委員選任 ○議長(辰已亘弘君) 日程に従いまして、決算特別委員会の委員の選任を行います。 休憩中に互選していただいておりますので、事務局から報告させます。 事務局長、報告。 ◎議会事務局長(辻本勝茂君) 決算特別委員会委員、小川正晴。委員、奥山博康。委員、吉川政重。委員、藪善男。委員、川村治。委員、田中信好。委員、飛鳥誠市。委員、田中保。 以上。 ○議長(辰已亘弘君) 決算特別委員会の委員の選任につきまして、ただいまの報告どおり決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(辰已亘弘君) ご異議ないようですので、報告どおり選任することに決します。 なお、休憩中に決算特別委員会の委員長並びに副委員長を互選いただいておりますので、事務局から報告させます。 事務局、報告。 ◎議会事務局長(辻本勝茂君) 決算特別委員会委員長、小川正晴。副委員長、奥山博康。 以上。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程9 議案一括上程 ○議長(辰已亘弘君) 続いて、日程に従いまして議案の一括上程をいたします。 事務局から議案の目次朗読をさせます。 事務局、朗読。 ◎議会事務局長(辻本勝茂君) 報第8号平成5年度香芝市一般会計補正予算(第1号)の専決処分の報告について、議第36号香芝市の特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正することについて、議第37号香芝市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正することについて、議第38号香芝市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正することについて、議第39号平成5年度香芝市一般会計補正予算(第2号)について、議第40号平成5年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、議第41号平成5年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第1号)について、議第42号JR下田駅自転車駐車場建設工事請負契約の締結について、議第43号公共下水道管渠築造工事(第403号工事)請負契約の締結について、議第44号香芝市五位堂駅前北土地区画整理事業平成5年度工事請負契約の締結について、議第45号和解調停について、認第1号平成4年度香芝市一般会計歳入歳出決算の認定について、認第2号平成4年度香芝市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認第3号平成4年度香芝市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、認第4号平成4年度香芝市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認第5号平成4年度香芝市五位堂駅前北土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認第6号平成4年度香芝市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について、認第7号平成4年度香芝市水道事業会計決算の認定について、認第8号香芝市道路線の認定について。 以上。 ○議長(辰已亘弘君) 暫時休憩いたします。            午後3時35分 休憩            午後3時56分 再開 ○議長(辰已亘弘君) 休憩を閉じて再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程10 提案理由説明 ○議長(辰已亘弘君) 続きまして、理事者から提出議案の提案理由の説明を求めます。 理事者、提案理由説明。 ◎市長(瀬田道弘君) では、本議会で提案させていただいております議案につきまして、提案の理由を説明させていただきます。 まず、報第8号平成5年度香芝市一般会計補正予算(第1号)の専決処分の報告についてでございます。 提案理由。本案は、去る7月5日の豪雨による災害の応急対策について、歳出を補正したものでございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,028万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ179億9,028万円とするものでございます。 歳出の主な内容といたしましては、応急措置に対応した職員の人件費及び食糧費で79万1,000円、浸水家庭のし尿くみ取り業務委託料で28万7,000円、災害応急処置工事に1,860万円、原材料費及び備品購入費で60万2,000円となっております。歳入では、これらの歳出を賄う財源として繰越金を見込んでおります。 以上の補正予算について、地方自治法第179条第1項の規定により、平成5年7月5日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求めるものでございます。 慎重ご審議の上、原案ご承認賜りますようお願いを申し上げます。 次に、議第36号香芝市の特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正することについてでございます。 提案理由。本案は、一般職の給与改定、物価上昇、県下各市の報酬等を総合的に勘案した中で、特別職報酬等審議会に諮問いたしました結果、平成4年11月17日に答申を得て、行政を取り巻く環境が大きく変化する中で市制施行約2年が経過し、名実に伴う市の発展と多種多様化する行政需要への対応、魅力ある基盤づくりの充実に向け特別職の責務は重大であり、かつ一層高度な判断と政治行政活動が必要とされていることから、議長月額58万円、副議長月額48万円、議員月額44万円の答申をいただき、それによる一部改正でございます。 なお、その他の非常勤特別職の教育委員、監査委員、選挙管理委員の報酬額の改正及び3月議会で議決をいただきました香芝市文化財保護条例に基づく香芝市文化財保護審議会委員に対する報酬額として、日額9,000円の制定もあわせてお願いするものでございまして、この条例は交付の日から施行し、平成5年4月1日から適用いたしたいのでございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 続きまして、議第37号香芝市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正することについて。 提案理由。本案は、常勤の特別職の給与について、議第36号と同様に特別職報酬等審議会から平成4年11月17日に答申を得ましたので、その答申に基づき、市長月額88万円、助役月額73万円、収入役月額65万円に改めるものでございまして、この条例は交付の日から施行し、平成5年4月1日から適用したいのでございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 続きまして、議第38号香芝市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正することについて。 提案理由を申し上げます。本案は、教育長の給与について、常勤特別職の給与の改定に伴いまして教育長の給料月額を63万円に改めるものでございまして、この条例は交付の日から施行し、平成5年4月1日から適用いたしたいのでございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、議第39号平成5年度香芝市一般会計補正予算(第2号)について。 提案理由。本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億2,814万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ186億1,842万2,000円にお願いするものでございます。 歳出の主な内容は、特別職報酬等審議会の答申に基づく報酬等の改正並びに企画費で奈良中和地方拠点都市地域整備協議会負担金で126万5,000円、民生費では老人保健特別会計繰出金で702万2,000円、土木費では近鉄下田駅西踏切地下道工事グレードアップ委託料として2,000万円、教育費では香芝中学校のプール事故による和解金として4,710万円と弁護士謝礼、エイズ教育推進委員会補助金で85万円、総合経済対策事業として真美ケ丘東小学校増築費で3億8,700万円、香芝中学校及び香芝西中学校大規模改造事業として7,470万円、諸支出金として前年度老人医療費等の償還金として54万7,000円、災害復旧費として農業施設災害復旧費で1,389万円、土木施設災害復旧費として5,610万円等の補正でございます。 これらの財源といたしまして、国庫支出金で1億9,579万9,000円、県支出金で762万2,000円、寄附金で242万円、繰越金で8,431万8,000円、諸収入で3,138万3,000円、市債で3億660万円に求めたものでございます。 次に、第2条の債務負担行為の補正については、真美ケ丘東小学校の増築に伴う用地費を住宅・都市整備公団の立てかえ施行によるものでございます。 また、第3条の地方債補正につきましては、中学校大規模改造事業債、農業施設災害復旧事業債、公共土木施設災害復旧事業債の追加と、義務教育施設整備事業債の限度額を増額変更することによる起債の限度額、起債の方法及び利率と償還の方法を定めるものでございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようお願いを申し上げます。 議第40号平成5年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について。 提案理由。本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,620万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ24億2,620万3,000円にお願いするものでございます。 補正の内容は、収納率向上対策事業費で1,420万3,000円、また保健施設費では平成4年度より実施しております高齢者健康指導事業の加算分として、エイズ対策の啓発に取り組む経費で200万円を補正するものでございまして、これらの歳入財源につきましては、財政調整交付金で200万円、収納率向上対策事業補助金で1,420万3,000円を見込んでおります。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 引き続きまして、議第41号平成5年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第1号)について。 提案理由。本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ893万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ22億6,893万8,000円にお願いするものでございます。 補正の内容は、諸支出金の償還金において平成4年度老人医療費の確定に伴う交付金返還金として272万976円、国庫負担金の清算確定返納金として534万9,218円、県費負担金の確定返納金として106万7,805円を補正するものでございまして、これらの歳入財源につきましては、一般会計繰入金、繰越金を見込んでおります。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようお願いを申し上げます。 引き続きまして、議第42号JR下田駅自転車駐車場建設工事請負契約の締結について提案理由を申し上げます。 本案は、去る8月30日指名競争入札に付したJR下田駅自転車駐車場建設工事について、契約金額1億9,467万円で香芝市北今市110番地の3、株式会社山本工務店、代表取締役山本善孝と工事請負契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 工事内容につきましては、駅舎の南側と北側の2カ所に自転車駐車場を建設するものでございまして、南側の第1自転車駐車場におきましては、鉄骨づくり3階建てで自転車及びミニバイクの収容台数は1,083台であり、また北側の第2自転車駐車場におきましては、鉄骨づくり平家建て、自転車の収容台数は142台でございます。 工期は、契約の日から平成6年3月25日までといたしております。 なお、指名業者は、株式会社井村工務店、梅長建設、岡本工務店、株式会社香芝建設、高岡工務店、株式会社辻本工務店、株式会社福井組、森谷鉄工株式会社、株式会社山本工務店の9社でございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 続きまして、議第43号公共下水道管渠築造工事(第403号工事)請負契約の締結について。 提案理由。本案は、去る8月30日に指名競争入札に付した公共下水道事業に関する整備事業について、契約金1億7,304万円で北葛城郡広陵町大字安倍547番地、村本建設株式会社、代表取締役村本豊嗣と工事請負契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 工事内容につきましては、香芝第1汚水幹線の北今市竹田川南側から南方向へ延長282メートルを管径900ミリメートルの推進工法により工事を実施するものでございます。 工期は、契約の日から平成6年3月29日までといたしております。 指名業者は、株式会社奥村組、村本建設株式会社、株式会社淺沼組、株式会社森本組、株式会社銭高組、株式会社森組、大日本土木株式会社、前田建設工業株式会社の8社でございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 引き続きまして、議第44号香芝市五位堂駅前北土地区画整理事業平成5年度工事請負契約の締結について提案理由を申し上げます。 本案は、去る8月30日に指名競争入札に付した五位堂駅前北土地区画整理事業平成5年度工事について、契約金額1億8,004万4,000円で大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2号、株式会社奥村組、取締役社長奥村俊夫と工事請負契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 工事内容につきましては、区画道路築造工事11路線で延長495メートル、整地工事8街区で1万2,200平方メートル、熊谷川沿いの宅地護岸工事で延長215メートル、汚水管布設工事で口径100ミリの延長210メートルでございます。 工期は、契約の日から平成6年3月25日までといたしております。 指名業者は、株式会社淺沼組、株式会社奥村組、株式会社大林組、株式会社銭高組、大日本土木株式会社、村本建設株式会社、株式会社森組、株式会社森本組の8社でございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続いて、議第45号和解調停について。 提案理由。本案は、去る平成2年7月17日火曜日、午後1時25分ごろ、香芝中学校の校内プールにおいて水泳クラブ活動前の準備中に発生した事故でございまして、頸髄を損傷し体幹及び上肢機能障害に至ったものでございます。 この事故について、平成3年2月8日に大和中央法律事務所の弁護士より本人及びその両親の代理人として、国家賠償法第1条並びに第2条の規定により損害賠償請求額1億5,700万円の提示を受け、同年9月18日に奈良地裁葛城支部に調停の申し立てが行われ、これを受けて本市の顧問弁護士に依頼し、この間奈良地裁葛城支部に所属の調停委員により仲裁の調停を繰り返し、双方の弁護士及び申立人のご両親のご理解により、次回の調停において損害賠償額7,000万円をもって和解するため、議会の議決に付すべき地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決を求めるものでございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 引き続きまして、認第1号平成4年度香芝市一般会計歳入歳出決算の認定について提案理由を申し上げます。 平成4年度香芝市一般会計の歳入総額は172億7,880万1,000円で、歳出総額は170億8,175万9,000円であり、歳入歳出差し引き額は1億9,712万2,000円でございます。翌年度に繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額につきましても1億9,712万2,000円でございます。執行率は、歳入で100.2%、歳出で99.1%でございます。 平成4年度の主な事業といたしましては、市庁舎改修等工事で2億517万3,000円、ため池整備事業で1億3,285万6,000円、道路新設改良事業で6億7,086万6,000円、中和幹線街路事業で4億3,163万7,000円、都市計画街路事業4路線で2億2,963万4,000円、(仮称)旭ケ丘小学校新設事業で25億4,211万3,000円、五位堂小学校大規模改造事業で9,519万3,000円、下田小学校大規模改造事業で9,328万7,000円、香芝西中学校大規模改造事業で3,985万1,000円、香芝東中学校大規模改造事業で4,108万5,000円、真美ケ丘東幼稚園増築事業で5,316万6,000円などでございます。 また、基金につきましては、財政調整基金ほか8基金に26億4,962万3,000円の積み立てをいたしましたが、一方平成4年度の事業資金として16億1,427万6,000円の取り崩しを行っております。 慎重ご審議の上、原案認定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 引き続きまして、認第2号平成4年度香芝市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について。 提案理由。平成4年度香芝市国民健康保険特別会計の歳入総額は23億431万6,000円で、歳出総額は23億376万8,000円であり、歳入歳出差し引き額は54万8,000円の黒字決算となったものでございます。実質収支額は歳入歳出差し引き額と同額であり、執行率は歳入で99.2%、歳出で99.1%でございます。 なお、平成4年度の単年度収支といたしましては、歳出に計上しております前年度繰上充用金の4,569万4,000円を除きまして、4,624万2,000円の単年度黒字でございます。 慎重ご審議の上、原案認定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 引き続きまして、認第3号平成4年度香芝市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について提案理由を申し上げます。 平成4年度香芝市老人保健特別会計の歳入総額は20億5,644万3,000円で、歳出総額は20億5,169万9,000円であり、歳入歳出差し引き額は474万4,000円でございます。実質収支額は歳入歳出差し引き額と同額であり、執行率は歳入で99.4%、歳出で99.2%でございます。 慎重ご審議の上、原案認定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 引き続きまして、認第4号平成4年度香芝市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について。 平成4年度香芝市下水道事業特別会計の歳入総額は11億5,683万円で、歳出総額は11億5,515万2,000円であり、歳入歳出差し引き額は167万8,000円で、そのうち翌年度に繰り越すべき財源は1万円でございます。実質収支額は166万8,000円であり、執行率は歳入で90.6%、歳出で90.5%でございます。 下水道事業の状況につきましては、当年度末時における普及率、人口で19.4%となり、また下水道管渠築造工事、事業認可区域550ヘクタールにつきましては、整備率、面積は27.8%となっております。 慎重ご審議の上、原案認定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 引き続きまして、認第5号平成4年度香芝市五位堂駅前北土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について提案理由を申し上げます。 平成4年度香芝市五位堂駅前北土地区画整理事業特別会計の歳入総額は4億9,399万9,000円で、歳出総額は4億8,815万6,000円であり、歳入歳出差し引き額は584万3,000円でございます。実質収支額は歳入歳出差し引き額と同額であり、執行率は歳入で100%、歳出で98.8%でございます。 なお、この区画整理事業につきましては、当年度末で85%の進捗となっております。 慎重ご審議の上、原案認定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 引き続きまして、認第6号平成4年度香芝市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について提案理由を申し上げます。 平成4年度香芝市土地取得特別会計の歳入総額は8億9,241万2,000円で、歳出総額は7億8,619万1,000円であり、歳入歳出差し引き額は1億622万1,000円でございます。実質収支額は歳入歳出差し引き額と同額であり、執行率は歳入で106.3%、歳出で93.7%でございます。 慎重ご審議の上、原案認定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 引き続きまして、認第7号平成4年度香芝市水道事業会計決算の認定について。 提案理由。まず、平成4年度の業務内容でございますが、給水人口は5万4,637人で、対前年度伸び率は1.7%であり、普及率は99.9%でございます。年間の県水受水量は714万890トンで、有収水量は657万5,445トンであり、有収率は92.1%でございます。 なお、販売単価は消費税抜きで1トン当たり166円8銭で、給水原価は消費税抜きで195円37銭でございます。 また、新設工事につきましては、受託工事で旭ケ丘土地区画整理区域内で2,852.7メートル、五位堂駅前北土地区画整理区域内で331.8メートル、小規模開発で1,149.3メートルを施工いたしました。その他一般工事等を含めまして、本市の配水管総延長は310.72キロメートルとなりました。 続きまして、平成4年度の決算内容でございますが、収益的収入総額は14億9,905万6,216円で、支出総額は13億5,247万270円であり、収支において1億4,748万5,946円の収入増でございます。ただし、決算額そのものには消費税を含んでおりますので、消費税を除いた損益計算書における実質収支額は1億4,543万3,377円の収入増でございます。 次に、資本的収支でございますが、収入総額は1億7,681万9,840円で、予算額より32.4%の収入減でございます。なお、この主な要因は、建設改良工事の繰り越しによります企業債の未収及び受託工事量の減少によるものでございます。 また、支出総額は2億7,477万8,872円で、執行率は75.6%でございます。この未執行の要因は、穴虫峠東幹線配水管布設工事並びに高山台送水管布設工事について、諸般の事情により平成5年度に事業を繰り越しさせていただいたことによるものでございます。 なお、資本的収支の不足額9,795万9,032円につきましては、減債積立金、当年度損益勘定留保資金及び当年度消費税資本的収支調整額で補てんをいたしました。 慎重ご審議の上、原案認定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 続きまして、認第8号香芝市道路線の認定について。 提案理由。本案は、香芝市道としての要件を満たしている1─100号線、延長124.5メートル、幅員10メートルから6.2メートルほか4路線を香芝市道に認定するものでございまして、開発関係路線が4路線で、新設道路改良が1路線でございます。 慎重審議の上、原案認定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 以上、本議会に提案いたしております議案についての提案理由を申し述べさせていただきました。どうもありがとうございました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程11 監査委員の監査結果報告 ○議長(辰已亘弘君) 日程に続きまして、三岡監査委員から平成4年度監査結果のご報告をお受けいたします。 ◎監査委員(三岡丹一君) 平成4年度香芝市一般会計及び各種特別会計決算の審査結果をご報告申し上げます。 なお、審査の概要及び意見につきましては、お手元に配付させていただいております意見書のとおりでございます。 審査の対象。香芝市一般会計歳入歳出決算、香芝市国民健康保険特別会計歳入歳出決算、香芝市老人保健特別会計歳入歳出決算、香芝市下水道事業特別会計歳入歳出決算、香芝市五位堂駅前北土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算、香芝市土地取得特別会計歳入歳出決算。 審査の方法。各会計歳入歳出決算書及び附属書類並びに関係諸帳簿等審査、照合を行い、計数の正確性、予算の執行状況、前年度対比について検討し、あわせて必要に応じて関係所管から説明を聴取して審査の正確を期しました。 審査の結果、審査に付された各会計歳入歳出決算書及び附属書類は、関係法令の諸規定に準拠して作成されており、各会計諸帳簿及び証票、書類等照合、点検をいたしましたところ、計数は正確であると認めました。また、予算執行状況につきましても、妥当であると認めました。 一般会計につきましては、歳入総額172億7,888万1,000円、歳出総額170億8,175万9,000円で、差し引き1億9,712万2,000円の剰余金が生じております。 次に、国民健康保険特別会計につきましては、歳入総額23億431万6,000円、歳出総額23億376万8,000円で、差し引き54万8,000円の黒字決算となっております。昭和60年度から続いてきておりました累積赤字が解消されましたことは、関係各位の努力を評価するものでございますが、今後におきましても国保財政の安定化に一層の努力を期待申すものでございます。 次に、老人保健特別会計につきましては、歳入総額20億5,644万3,000円、歳出総額20億5,169万9,000円で、差し引き474万4,000円の黒字決算となっております。 続いて、下水道事業特別会計につきましては、歳入総額11億5,683万円、歳出総額11億5,515万2,000円、差し引き167万8,000円ですが、翌年度へ繰り越すべき財源1万円を差し引きいたしますと166万8,000円の黒字決算となっております。 続きまして、五位堂駅前北土地区画整理事業特別会計につきましては、歳入総額4億9,399万9,000円、歳出総額4億8,815万6,000円で、差し引き584万3,000円の黒字決算となっております。 続いて、土地取得特別会計につきましては、歳入総額8億9,241万2,000円、歳出総額7億8,619万1,000円で、差し引き1億622万1,000円の黒字決算になっております。 結論といたしまして、一般会計及び各特別会計を通じまして、決算においてその計数に誤りがなく、証書類も整理され、会計経理は完全なものでございました。当年度も厳しい財政状況の中で各種の重点施策も推進され、関係各位の努力により健全財政を維持でき得ましたことに対し深く敬意を表するところでございますが、今後の財政運営に当たりましては、非常に厳しい財政状況を十二分に認識し、税収入の確保、受益者負担の適正化と自主財源の確保に努め、限られた財源を効率よく配分し、名実ともによりよい香芝市建設のために行財政全般に創意工夫を凝らし、活力と心豊かな文化の薫り高い魅力あるまちづくりの形成に努力されることを望むものでございます。 続きまして、香芝市水道事業会計決算審査の結果を報告させていただきます。 水道事業会計におきましても、財政状態及び経営成績は適正に推移いたしております。審査の概要及び意見は、資料のとおりでございます。収益的収支につきましては、事業収益14億9,995万6,000円、事業費用13億5,247万円で、当年度損益収支1億4,543万3,000円となっております。資本的収支につきましては1億7,682万円、資本的支出につきましては2億7,477万9,000円で、収入額が支出額に不足する額9,795万9,000円は当年度損益留保資金等により補てんされたものでございます。 結論といたしまして、決算を調整した証書類、事業報告書、決算書、貸借対照表等、計数は正確であり、適切に処理はされておりました。企業の経済性発揮、公共福祉の増進に努力された結果、高収益を確保されたことに対し敬意を表するところでございます。今後、より一層企業努力に徹し、市民に低廉、清涼かつ豊富な水を供給されるよう一段の努力を期待いたしまして、報告とさせていただきます。 ○議長(辰已亘弘君) 三岡監査委員には、早朝より大変ご苦労さまでございました。 暫時時間延長いたします。 暫時休憩いたします。このままで休憩いたします。            午後4時41分 休憩            午後4時42分 再開 ○議長(辰已亘弘君) 休憩を閉じて再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程12 総括質疑 ○議長(辰已亘弘君) 日程に従いまして、これより総括質疑に入ります。 なお、各委員会に付託を予定しています議案につきましては、所属委員会の各議員の質疑はできるだけご遠慮を願いたいと思います。 それでは、総務文教委員会に付託を予定しています報第8号、議第36号から議第39号、議第42号、議第45号、認第6号について総括質疑をお受けいたします。 藤本みや子君。 ◆10番(藤本みや子君) 議36号、37号、また38号、また39号の点ですけれども、特別職の常勤、非常勤の値上がりでございますけれども、議長が16%、副議長が11%、議員が10%程度なのですけれども、職員の給与の場合いつも二、三%だと思うのです。そして、補正予算でもこの分が組まれまして、非常勤が1,358万円、また常勤が209万円と1,683万円組まれてるわけなのですけれども、やはりアップ率が一般の方に比べて低い。今パートの職員でも、文化センターのパートの職員は650円、また一般の市のパートの方でも720円ぐらいだと、非常に低い状況でございます。そのような中での一般の人から比べましてアップ率が高いのではないかと思います。その点について、どのような見解で出されたものかお聞かせ願います。 それとまた、議42なのですけれども、JR下田自転車置き場の建設の契約についてでございますけれども、9社に指名競争入札となっておりますけれども、今大きく全国的にも談合の問題などがございます。条件つきの一般競争入札に改めるべきではないかと思います。その点についてどのようにお考えになっておられるかお尋ねいたします。 ○議長(辰已亘弘君) 結論としては、藤本みや子君に申します、議36号と42号だけの質問ですね、36、37、38と、こう言われたけども。はい、これに対して答弁。 公室長。 ◎市長公室長(奥山誠次君) ただいま議36号の条例改正についてお尋ねをいただいたわけでございますが、報酬等の改正条例でございますが、一般職の給与改定なり、また物価上昇、県下各市の報酬等を総合的に勘案いたしまして、行政を取り巻く環境が大きく変化する中で市制施行約2カ年が経過し、名実に伴う市の発展と多種多様化する行政需要への対応、魅力ある基盤づくりの充実に向けての特別職の責務は重大であり、かつ一層高度な判断と政治行動活動が必要とされると。このようなことから、平成4年11月17日に報酬等審議会に諮問いたしました結果、答申をいただきました答申に基づきまして条例案の改正をお願いするものでございます。 ○議長(辰已亘弘君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野武弘君) 失礼いたします。議第42号でお尋ねの条件つき一般競争入札に改めるべきではないかというお尋ねでございます。現在、新聞紙上で条件つき一般競争入札の点につきましては承知しております。私たちの香芝市におきましては、現在のところ指名競争入札ということで従来の方式をとらせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(辰已亘弘君) ほかに。 藤本みや子君。 ◆10番(藤本みや子君) 条件つきの一般競争入札の問題もありますし、その問題とともに入札回数、入札率、それから各社の入札価格の資料など、今入札回数、入札率ぐらいは言えると思うのですけれども、各社の入札価格の資料など提示できるならしていただきたいと思うのですけれども。 それとまた、要望といたしましては、職員、またパートの方の給与など値上げの方についても今後考えていただきたいということでお願いしたいと思います。2つ要望があります。で、入札回数と入札率をお願いいたします。            (「議長、議事進行」との声あり) ○議長(辰已亘弘君) 田中保君。 ◆18番(田中保君) これは明確にしとかないといけないし、私議運の立場で、これは議長気づいておられると思いますが、これは質疑なのです。総括質疑でありますから、意見を言ったり見解を述べたり、これはいけません。先ほどおっしゃってるように、公室長が質問に対してこうこうこういうことで答申を率直に予算化させていただきましたと。補正ではだめであるので、決算議会で出させていただいたのでよろしくお願いしますと、こういって答弁しているわけです。これに対して議員の見解がどうあろう、こうあろうと、パートがどうだとか職員がどうだとか、職員どこにこれ質疑の対象になるのですか。この辺ね、議長、やはりこれからの質疑に対しては議員お互いがきちっとやっていくと。格好悪いです、新聞記者も大勢おられる中で。だから、この点については、総務委員会でこういうことをお願いしたいときちっと言っていただいたら結構です。そういうことでひとつ、議長、よろしくお願いいたします。 ○議長(辰已亘弘君) ただいま田中保君から動議が出ましたけども、藤本みや子君に申し上げます。総括質疑の意味を十二分に把握していただきまして、よろしくお願いいたしたいと思います。 ほかに。 飛鳥誠市君。 ◆17番(飛鳥誠市君) それでは、私は建設委員会に所属しておりますので、総務委員会の委員の皆さんに特にこれから私発言することについて委員会で十分質疑をしていただきたいという観点から質疑をし、総務委員会の委員の皆さんに特にお願いをしておきたいと、かように思います。 先ほど市長が、7月5日に香芝で大雨、まあ全国的ですけど、大雨降ってこの香芝に大きな災害をもたらしたということでそこで行政報告されて、私もどれぐらいの箇所が決壊だとかいろんな問題が提起されたのかなということでこれ読ませていただきましたら、31カ所の被害が確認されたという的確なそういう報告がありました。そこで、総務委員会の皆さんにお願いをしておきたいのは、ここに総務委員会に付託されております報第8号、これはまあ専決処分でございます。それから、議第39号、これ議として提案されとります。そこで私お聞きしておきたいのは、またその中で議論しておいていただきたいのは、災害復旧費というのは災害復旧に要する経費が計上されるように思います。災害復旧費に対しては、国庫負担金、また地方債、またそれ以外の財源を充当されるということになっております。 そこで、まず私3点ほど総務委員会で議論しておいていただきたいのは、その31カ所あるのです、ほんで原形に復旧に要する費用はほんとにどれだけ要るのかというのが第1点であります。 それから第2点目、国庫の負担金、補助金をどれぐらい見込まれておられるのかどうか。また、起債を含めて総務委員会の中でお聞きしておいていただきたいと、また算定しておいていただきたい、かように思います。 3点目です。工事関係の工事及び事務費は適正に、また不要のそのようなものは計上されないと思いますけど、こういう災害起きたら、まあそのような業者おられないと思いますけど、ひとつどさくさ紛れに大きな工事費を工事屋さんが──そんな工事屋さん香芝にはいないと思います。しかし、そういう中で、こういう災害のことですから大きなお金要ると思います。しかし、それをやはり適正に工事関係の事務及び工事費を適正にやはり見積もっていただき、そしてこの三十何カ所ですか、1カ所ですか、これを本当に原形復旧に早急にもとへ戻すということをやっていただきたい。 以上、3点です、原形復旧に要する費用はどれぐらい要るのか。また、国庫の負担金、補助金、または起債をどれくらい見積もられてるのかどうか。3点目に、工事関係のそういうものを適正でありますようにひとつ慎重審議を総務委員会の中でご審議のほどお願い申し上げ、そして今度の22日の日に総務委員長の方からこの件について報告をしていただきたいということで注文つけておきたいと──お願いしておきたいと、かように思います。 ○議長(辰已亘弘君) ほかに。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(辰已亘弘君) ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。 続いて、民生水道委員会に付託を予定しております議第40号、議第41号、認第2号、認第3号、認第7号について総括質疑をお受けいたします。 吉川議員。 ◆1番(吉川政重君) 失礼いたします。認第7号の水道事業会計決算の認定についてお伺いいたします。 もちろん総括質疑でございますので、ここでは具体的な事項ではなくて、総合的な方針等についてのみ確認をさせていただきたいと思います。 平成4年度のいただいております決算書を拝見いたしまして、特に損益計算あるいは貸借対照表等を拝見いたしますと、また先ほどの三岡監査委員さんの報告にもありましたように、本市の水道事業については相当財源的に余裕があるように私思うわけでありますけれども、先ほど市長が行政報告の中で触れられましたけども、近々県水の値上げがほぼ確定的になされるであろうと。それに対して、本市において約2億1,000万円の支出増加ということが予想されるということで、本市の水道料金について今後どうするかということを今後検討していただくと、そういうことになると思うのですが、具体的に値上げをするとか、あるいはどれだけ上げるとかいつからするとかいうことは民生水道委員会の中で慎重ご審議をいただいて結論をまず出していただくということになると思うのですけれども、私ここで確認だけさせていただきたいのは、先ほど申し上げましたように水道会計については相当程度の余裕があると思いますので、一つの選択肢としまして据え置きということも財政的に可能かどうか、これを具体的な委員会での審議していただく前段の前提として、その点だけそういう選択が物理的に可能かどうかだけお教えいただきたいと思います。 ○議長(辰已亘弘君) 城局長。 ◎水道局長(城守一君) ただいまのご質問でございますけれども、当然水道料金の県水の値上げによります負担ということにつきまして大きな課題になってくるわけでございます。おっしゃるとおり、香芝市の水道会計におきます決算を見る限りにおきまして、確かに本年度につきましても1億四、五千万円の黒字であると。また、累積剰余金につきましても、相当額の余裕を持ってるということを十分承知した中で、今後の県水の値上げに対しまして今後の財政計画等を十分検討した中でこれらに対処をしていきたいと。県会の議決もまだ先のことでございますので、それらを踏まえた中で十分検討に入りたいと、かように思っておりますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。 ○議長(辰已亘弘君) ほかに。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(辰已亘弘君) ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。 続きまして、建設経済委員会に付託を予定しています議第43号、議第44号、認第4号、認第5号、認第8号について総括質疑をお受けいたします。 藤本みや子君。 ◆10番(藤本みや子君) 43号と44号の件なのですけれども、五位堂駅前工事の契約につきましては8社一応立ってるのですけれども、これまでずっと私この8年間見てまいりましたけれども、五位堂駅の入札については何社かいつも行われるのですけれども、奥村組になる。また、下水道におきましても、ほとんどが村本と奥村というような形になっているのですけれども、今回については村本建設になってるのですけれども、その点についてなぜこのようになるのかお聞かせ願いたいことと、それと下水道料金におきましても8億円余り下水道料金があるのですけれども、これにつきましても消費税が1,000万円余り計算しますとあると思うのですけれども、いつも私は消費税は廃止を、公共料金には上乗せしないように各自治体でも頑張っておられるところがあるので頑張っていただきたいということで言っているのですけれども、その点が依然として改善されない点についてお尋ねいたします。 ○議長(辰已亘弘君) 堀川都市整備部長。 ◎都市整備部長(堀川泰弘君) ただいまのご質問の議43号、44号についてでございますが、この2つにつきましては指名競争入札をもって厳正に入札を行ったわけでございまして、結果として村本建設、奥村組に、これはいずれも企業努力によるものであると思います。 消費税につきましても、国の方でも消費税につきましては認めておりまして、また一般住民の方にも消費税についての認識は十分普及しているものと考えております。下水料金につきましては、当然今後も消費税を含んだ中で徴収をお願いしたいという考え方を持っております。 ○議長(辰已亘弘君) ほかに。 藤本議員。 ◆10番(藤本みや子君) また建設経済委員会でも審議されると思うのですけれども、やはりこういうような形で企業努力と今言われておりますけれども、やはりこの点についても条件つき一般競争入札の点について今後考えていくよう審議していただきたいことと、また入札回数、入札率、それぞれ各社どのようになっているのか提示なり資料なりを提出し、この次の委員会報告で報告していただきたいと思います。 消費税の問題についても、審議していただきたいと思います。 ○議長(辰已亘弘君) これは、今契約云々ということは、藤本みや子君に申し上げますけども、これは総務の方になりますので、ピントが外れてあるように思います。 ほかに。            (「この43号は総務」との声あり) 契約の方は。入札。            (10番藤本みや子君「でも、建設産業になってます」との声あり) 田中保君。 ◆18番(田中保君) 済いません。今藤本議員もいろいろ質されているわけでありますけれども、工事請負に対してはやはり町内業者育成とか、あるいは1億8,000万円までは町内業者になったとかいろいろあるわけでありますけれども、藤本議員も言われておりますように、幾らかの業者が大体たらい回し的にやられてるなと、私は感覚的にそう思っております。したがって、今後、今いろいろと国や県でも問題になっておりますけれども、条件つきの一般競争入札にひとつ研究をしていただいて、疑惑の生じない方法でひとつ審議をしていただきたい。 それから、議長、もう一点。具体的に1億7,300万円請負金額、これは瀬田市長と村本建設ということで、北今市のいわゆる公共下水道の管渠工事、これは締結されているわけでありますけれども、これはどこの企業がどうだと私は具体的には承知しておりませんが、しかし堀川部長の答弁でありましたように、ただ企業努力のみによってこの請負締結がされるのかどうか。例えば会社の経営実態はどうであるのか。健全な経営実態でないようなとこでも企業努力や今までのたらい回し的なことで締結できるのかどうか。私は、ここで質疑して一定の答えをいただこうとは思いませんが、しかしこの北今市における公共下水管渠のこれらに対する村本建設と市との点について、そういう点についてどのような形でどう締結されたのか、ひとつ一定の答えをいただいて、あとは産業建設委員会の中で十分に慎重に審査をしていただきたい、このように思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(辰已亘弘君) ほかに。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(辰已亘弘君) ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。 続きまして、決算特別委員会に付託を予定しています認第1号につきまして総括質疑をお受けいたします。 藤本みや子君。 ◆10番(藤本みや子君) 一般会計の決算なのですけれども、この決算、平成4年度はたしか骨格予算であったと思うのです。平成4年度の予算のときは130億円余り入れられまして上がってましたけれども、今170億円余りに増えております。この主な内容はどうであったのか。 それとまた、公債費13億円となっておりますけれども、公債比率はどうなっているのでしょうか。 それと、基金の問題でございますけれども、やはり基金が27億円余りなっております。基金があることによって、交付金が減らされたりするというようなことも聞いております。その点、どのようになっているのかお聞かせ願います。 それとまた、図書館の資料備品なのですけれども、それについても2,499万円上がっておりますけれども、今図書館を見てますと本を入れていない棚がたくさんございます。その点で、2,499万円になっておりますけれども、何冊ぐらいこれで入れられたのか。 それから、自転車置き場料金で3,628万円、これは五位堂駅の北と思うのですけれども、ここで学生が何割ぐらいいらっしゃるのかお聞かせ願いたいことと、学生の割引等の関係はどうなるのかどうか。 それから、文化センターの問題でございますけれども、二上文化センターが入金で1,195万円、公民館が224万円、プール料金2,486万円、博物館など348万円などなっておりますけれども、昨年より増えているのか減っているのか、人数ではどうなっているのか。また、無料化などについてもどのように考えておられるのかお尋ねいたします。6点お願いいたします。            (発言する者あり) ○議長(辰已亘弘君) この6点は、決算特別委員長に審議をお願いしておくわけですか。大分に意見がたくさんあるように思いましたけども。この6点だけ答弁してあげてください。            (発言する者多し) それで、1点目の予算あるいはその問題について審議されているかと、そういうのは何かおかしいと思うのです。だれか答弁できるのだったらしたってもらってもいいし、できなかったら決算特別委員会の中で。だれかしたってくれる。 ◆10番(藤本みや子君) 大分あります。大きな問題もあります、交付金の問題とか。            (発言する者多し) 委員会でそれらの分は歳入の面で…… ○議長(辰已亘弘君) 今度、22日の日に。 ◆10番(藤本みや子君) 委員会で。 ○議長(辰已亘弘君) 委員会でね。            (「見に行きましょうか」との声あり) はい、行きましょ。            (「委員会で。五位堂の駅前までな。それで終わる」との声あり) ほかに。 ◆10番(藤本みや子君) いや、回答をしてもらってください、交付金の問題とか主な事業の内容とか。            (発言する者あり) それとか健全財政の問題についても。            (発言する者多し) ○議長(辰已亘弘君) だれが答弁してくれますか。 西野総務部長、答弁。 ◎総務部長(西野武弘君) 失礼いたします。骨格予算の点でございます。平成4年度の当初予算におきましては、一般会計におきまして133億3,500万円の骨格予算を組まさせていただきました。この骨格予算につきましては、平成4年の5月に市長選挙が予定されておりました。そういった関係から、骨格予算にお願いしたわけでございます。新しい瀬田市長が当選され、6月の議会におきまして骨格予算に対しまして肉づけ予算という性格で一般会計におきまして34億6,238万3,000円の補正をさせていただきました。これにつきましては、骨格予算の当初の133億円につきましては、義務的な経費、また経常的な経費が中心でございました。肉づけさせていただきました平成4年の6月議会におきましては、建設事業を中心とした施策的な事業を肉づけさせていただいたものでございます。そういった建設事業を中心としての金額が34億6,000万円ということでご理解をいただきたいと思います。 また、公債比率の点のお尋ねでございますが、平成4年度決算の結果におきまして、公債比率は3カ年平均で13.7%となっております。 また、基金の点でございますけども、基金の方につきましては現在交付税との関連でのお尋ねでございます。基金が多く保有しておれば交付税に影響があるのかという点でございますが、これにつきましては直接の影響はないものと、このように考えております。健全財政を確保し、継続的な発展を願うということからの計画的な財源としての基金ということの性格を認識しております。 また、私の方の関係でございますが、自転車の駐車料金のことでございます。学生割引をどう考えているのかというお尋ねでございますが、学生の方についての割引料金というものは考えておりません。受益者のご負担をいただくということでお願いをしてきているものでございます。 また、学生数はどのぐらいかというお尋ねでございますが、この点につきましては内訳今手持ちございませんので、お許しをいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(辰已亘弘君) ほかに。 藤本みや子君。 ◆10番(藤本みや子君) 昨年、特別交付金が5億円余り組んであるとかいうふうなことがたしか議事録に載っておりましたけれども、その点についてどのようになっているのかお尋ねいたします。 それと、海外研修と国内研修の問題ですけれども、海外研修費の方が230万円で、国内研修の方が142万円と非常に海外研修の方に多くなっているわけなのですけれども、この点についても委員会の方等でやはり今後国内研修の方に重点を置くというふうなことで委員会では審議していただきたいと思うのです。よろしく。それと、後で聞かせていただきますので。 それと、交付金の問題、5億円の問題については、特別交付金の問題についてはどうなっているのか聞かせてください。 ○議長(辰已亘弘君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野武弘君) 特別交付税の点でございます。平成4年度の地方交付税の特別交付税につきましては、金額で3億5,062万4,000円でございます。平成3年度に比べまして1,995万9,000円の増、率にいたしまして6.03%の増加と、このようになってございます。 ○議長(辰已亘弘君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程13 委員会付託 ○議長(辰已亘弘君) 続いて、日程に従いまして委員会付託を行います。 報第8号、議第36号から議第39号、議第42号、議第45号、認第6号につきましては総務文教委員会に、議第40号、議第41号、認第2号、認第3号、認第7号については民生水道委員会、議第43号、議第44号、認第4号、認第5号、認第8号については建設経済委員会、認第1号については決算特別委員会にそれぞれ付託することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(辰已亘弘君) ご異議ないようでございますので、それぞれ各委員会に付託することに決します。 暫時このままで休憩いたします。            午後5時18分 休憩            午後5時20分 再開 ○議長(辰已亘弘君) 休憩を閉じて再開いたします。 ただいま田中保君外6人から決議第3号三岡丹一氏に対する感謝決議(案)が提出されました。 この際、決議第3号を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(辰已亘弘君) ご異議ないようですので、決議第3号を日程に追加し、直ちに議題といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程14 決議第3号 ○議長(辰已亘弘君) 事務局から議案の朗読をさせます。 ◎議会事務局長(辻本勝茂君) 決議第3号三岡丹一氏に対する感謝決議(案)。上記議案を香芝市議会会議規則(平成4年議会規則第1号)第14条の規定により別紙のとおり議決を求める。平成5年9月8日提出。提出者香芝市議会議員田中保、吉村完治、高谷廣、西里晴昭、藤本みや子、大倉勝彦、長谷川翠。 以上。 ○議長(辰已亘弘君) 提出者から提案理由説明を求めます。 田中保君。
    ◆18番(田中保君) 失礼いたします。議長の許可をいただきまして、吉村完治議員、高谷廣議員、西里晴昭議員、藤本みや子議員、大倉勝彦議員、長谷川翠議員、甚だ僣越でありますが、議会運営委員会を代表いたしまして三岡丹一氏に対する感謝の決議の提案理由説明を行わせていただきたいと思います。 先ほど来、三岡監査委員は長年にわたって香芝市の代表監査委員としてご活躍をいただきました。惜別の情、本当に心中迫るものがあるように承りました。三岡さんは会計監査はもちろん、今日までのすばらしい経験と実績をもって行政監査にも、本市発展のために陰になりひなたになりいろいろと香芝市のお導きをいただいた本当に功労者のお一人でございます。その職責において、豊富な識見と卓越せる手腕をもって市発展に頑張っていただきましたことは、私たち議会議員心より三岡丹一氏に対する感謝を行うものであります。また、このたび本市代表監査委員を辞任されるに当たりまして、筆舌に言いあらわせないそのすばらしい功績の数々をたたえますとともに、香芝市議会として三岡丹一氏に対し深甚なる感謝の意を表するものでございます。 このような提案理由をもって決議をいたしたいと、このようにご提案を申し上げるわけであります。議長の方でお諮りをいただいて、議員諸侯の満場一致、絶大なるご理解を心からお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○議長(辰已亘弘君) ただいまの説明に対しまして質疑をお受けいたします。 岸為治君。 ◆20番(岸為治君) 提出者のお顔ぶれを見ますと、大変大勢の方が提出していただいておって、私お尋ねするのですが、先ほどのごあいさつの中に私は9月30日までとおっしゃったかのように思うわけですが、その辺私不認識ですけども、日時は──日時と言えば変ですけども、日は幾日になっているのですか、提案者。 ○議長(辰已亘弘君) 公室長。 ◎市長公室長(奥山誠次君) 選任の日は10月5日でございますので、10月4日をもって任期満了ということでございます。 ◆20番(岸為治君) 提出者にお尋ねするのですが、私は決して反対するものでも何でもないのです。まだ在任中でございます。したがって、次の議会といえば12月になるのだからということでお気遣いいただいたのだろうと思うのですけれども、これを永年ご苦労でございましたということであって、まだ任期途中でこういうようにすることが議会としていいだろうか。あるいは本議会の最終日は9月22日と、こうなるわけでございますので、私はでき得れば、反対するのと違いますが、もしそれでもまだ香芝市に一度会計監査必要が生じたという場合は、やはり現職として働いてもらわなけりゃならない。議会が任期中に贈ったってあえて構わないけれども、いわゆる今回勇退されるという意味で感謝状を議会が議決したということになってまいりますと、何かこう早いうちにやめていただきたいなというような気に受け取れんこともないと思いますので、その辺提案者としてどうお考えになるかお聞きしたいと思います。 ○議長(辰已亘弘君) 田中保君。 ◆18番(田中保君) お答えいたします。 大変こう岸先輩議員の質問は難しゅうございます。端的に言って、今日議会運営委員会を開かせていただいて、議長の方からひとつ運営委員会で感謝決議をお願いしますと。大体この項でひとつ頼みますと、このように聞かされておりました。しかし、今私に対して岸議員が質されている岸議員の思いはそのとおりであります。私も同感であります。しかし、三岡監査委員は10月4日をもって退任をされる。しかし、本定例会、9月の決算議会であります。監査委員としてすばらしい先ほどのご提案をいたされて、そして議長のご配慮で休憩をとられ、その休憩の中で三岡監査委員は私たち議会に対して、休憩中でありましたけれども、惜別の願いを込めて議会に対してごあいさつをされたわけであります。したがって、私たち吉村副委員長初め6名の議員が、ひとつ委員長、任期は10月4日であろうとも、本議会、本日において三岡監査委員に対する心からの労苦を、本当に筆舌では言いあらわせないけれども、ひとつ感謝の決議をしておこうと。これは、岸議員がおっしゃっておりますように、これ感謝決議したので明日からやめてくださいと、こういう意味は決してございません。たまたま──たまたまよりも、本定例議会の席でありますのでこのような経過になったと、こういうことを岸議員に大きな政治判断をしていただきまして、ぜひご協力、ご理解を賜りたい、このように思います。先輩議員、ひとつどうぞよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(辰已亘弘君) 岸議員。 ◆20番(岸為治君) 余り、もういつも運営委員長と私運営委員の内容について申し上げて失礼なことと思いますが、まあ事実私はそう受けとめます。しかし、1カ月近い日にちがあると。非常にそういう中で、香芝市においてもいつまた監査委員がここへおいでいただかねばならないと、こういう事態が起きるかもわからない。起きては困りますけれども。したがって、私は、これは案は今出されても、できれば私は最終日、あるいはここに今回の任期を全うされるという日が10月4日だということであれば、それらを示した中で私はこの感謝状の決議をしといた方がいいのではないかと、こういうように思うのですけれども、その辺はどうお考えいただきますか。 ○議長(辰已亘弘君) 田中委員長。 ◆18番(田中保君) 岸議員の再度の質問に対してお答えをいたします。 先ほど来、その理由の説明については私がお答え申し上げたとおりであります。したがって、三岡さんに対する感謝の決議に対して本日上程をし、提案理由の説明を行いました。そういう岸議員のおっしゃってる点も十分含めながら、ひとつ満場一致、本会、本時間において議員の圧倒的なご支持、ご協力をいただいて、そして三岡監査委員に対する感謝の意を表したい、この気持ちは変わりませんので、ひとつよろしくお願いいたしたいと、このように思います。            (「議長、休憩してください」との声あり) ○議長(辰已亘弘君) 暫時休憩します。            午後5時31分 休憩            午後5時39分 再開 ○議長(辰已亘弘君) 休憩を閉じて再開いたします。 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。 お諮りいたします。 本案につきましては原案のとおり決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(辰已亘弘君) ご異議ないようですので、決議第3号につきましては原案のとおり可決いたします。 暫時休憩いたします。このままで。            午後5時40分 休憩            午後5時42分 再開 ○議長(辰已亘弘君) 休憩を閉じて再開いたします。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 明日9日木曜、10日金曜の両日は決算特別委員会、13日月曜日は総務文教委員会、14日火曜日は民生水道委員会、16日木曜日は建設経済委員会が日程になっております。議員諸侯には各委員会の付託案件につきまして、慎重審議よろしくお願いを申し上げます。 また、20日月曜日、21火曜日の両日は一般質問が日程になっておりますので、議員諸侯の格段のご協力を心からお願いをいたします。 本日はこれにて散会いたします。大変ご苦労さまでございました。                              閉議 午後5時43分...